変形性膝関節症(へんけいせい ひざかんせつしょう、英語: Knee Osteoarthritis)は、膝の関節軟骨がすり減ったり変性することで起こる慢性的な関節疾患です。中高年に多く、特に女性に多くみられます。
主な原因
加齢:年齢とともに関節軟骨の弾力や再生能力が低下。
肥満:膝への負担が大きくなる。
過去の外傷:半月板損傷や靭帯損傷などの既往。
遺伝・体質:骨格や関節の形状による影響。
筋力低下:特に大腿四頭筋が弱ると膝への負担増。
症状
膝の痛み(歩行時・立ち上がり時に強くなる)
膝のこわばり
階段の昇降がつらい
膝の腫れや熱感
関節の変形(O脚傾向など)
症状が進むと安静時や夜間にも痛む
診断
問診・触診
X線検査(関節の隙間が狭くなっているか、骨棘ができているかなど)
必要に応じて MRI検査
治療
🔹 保存療法(初期〜中期)
運動療法(太ももの筋力強化、ストレッチ)
体重コントロール
膝にやさしい歩行指導(杖の使用など)
温熱療法、装具(サポーター・インソール)
薬物療法(消炎鎮痛薬、ヒアルロン酸注射)
🔹 手術療法(進行例)
高位脛骨骨切り術(O脚を矯正)
人工膝関節置換術(人工関節に入れ替える手術)
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