その場所が痛くなるのには必ず理由があります。
必ずと言っていいほど、原因は痛みの出ている場所から遠い場所になります。
それをわかって治療しているかどうかによって、症状が治るか治らないかは大いに違うことになります。

腕の場合もそうです。
多くの場合、腕に症状が出ている時点で、原因はそこより中枢に存在します。

症状が進めば、症状が古くなれば古くなるほど、腕自身にも原因似たトリガーポイントができることもあります。

腕は何によって動かされていますか?

腕に続く肩関節は人体の中で一番不安定な関節になります。
球関節と呼ばれ、その球体を支える受け皿は非常に小さく、不安定性が大きいのです。
ですが、その受け皿の小ささもあり色々な動きを可能にしているのです。

不安定な肩関節は筋肉筋膜、靭帯によって関節面に固定され、頚と腕をつないでいます。
要するに頚から吊られた状態で人体に乗っている状態になるのです。

では、その頚に問題が発生した場合どうなるでしょうか?
肩関節は不安定性を生じるでしょうし、腕にかけての軟部組織は不安定性を解消させる為、
人体は今までの正常な筋膜を選ばずに、偏った筋膜を選び引き連れを徐々に起こしていくのです。

この引き連れは、痛みやしびれ、不定愁訴を伴っていくのです。

沢山の症状がある中での一例になります。
その方一人ひとりに違う原因があります。症状もここに違います。

その違いを、そのつらさを知っている、理解できるのは当院の私たちです。
一度、症状改善にチャンスを頂けると幸いです。