なぜ肩甲挙筋が“真犯人”になりやすいのか?
位置的な問題
肩甲挙筋は「首の後ろ(上部頸椎)〜肩甲骨の上角」に付着
頭の重さと肩甲骨の引き上げの両方を担っており、負担が集中しやすい
姿勢との関係
デスクワークやスマホ姿勢では肩甲骨が前下方に傾く
その結果、肩甲挙筋が常に「引き伸ばされつつ緊張」する状態に → 慢性的なコリ
自覚症状との一致
患者さんが「首の根元が重い」「肩甲骨の内側がズーンとする」と訴えるとき、多くが肩甲挙筋のトリガーポイント
僧帽筋のコリ感よりも“奥のしつこい痛み”を出す
治療効果の実感
僧帽筋だけほぐしてもスッキリしないが、肩甲挙筋を緩めると「一気に軽くなる」ケースが多い
まとめると
解剖学的・一般的には「僧帽筋上部」が代表格
実際の肩こり感・治療の現場では「肩甲挙筋」が一番の原因になっていることが多い
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